北海道生まれの”伝説のホップ”を使ったビール「SORACHI1984(ソラチ1984)」。
ヒノキやレモングラスを思わせる香りで、世界中のクラフトビールファンを虜にしてきた特別な一杯です。
この記事では、「ソラチ1984とは?」「味の特徴」「買える場所」「飲めるお店」観光の前後で便利な「札幌駅で飲める場所」まで、まるごとご紹介します。
ソラチ1984とは?
「ソラチ1984」は、サッポロビールが1984年に北海道・上富良野町で開発したホップ「ソラチエース」だけを使ってつくられたビール。
ソラチエースはヒノキやレモングラスを思わせる香りが特徴で、当時の日本ではあまりにも個性的すぎて受け入れられませんでした。
しかし1994年、アメリカへ渡ったソラチエースがクラフトビール界で注目を浴び、今では”伝説のホップ”と呼ばれる存在に。そのホップを35年以上の時を経て日本で再び花開かせたのが、「SORACHI1984」です。
「常に、日常をワクワクさせる冒険家であれ。」
そんなメッセージとともに誕生したこのビールは、まさに新しいビールの未来を切り開く一本です。
ソラチ1984の味は?
一口飲むと、まず感じるのは、さわやかで凛とした香り。
ヒノキ、レモングラス、そしてほんのりとしたココナッツのような甘い香りが、心地よく鼻に抜けていきます。
味わいはキリっとしながらも奥行きがあり、後味にふくよかな旨味がひろがるのが特徴。ビール好きはもちろん、「クラフトビールは苦手」と感じていた人にもおすすめできる飲みやすさです。
開発に携わった研究者たちは、こう表現しています。
- 「鼻にクゥっとくる香り」(サッポロ研究員・荒井康則)
- 「レモンと木が合わさった、森林の香り」(原料開発研究社・糸賀裕)
- 「ココナッツ、レモン、ハーブ、美しい香り」(米国ホップ農家・ガメシュ)
まさに”飲む香りの芸術”。
SORACHI1984は、香りで味わう新感覚のビールです。
ソラチ1984はどこで買える?
SORACHI1984は、全国のスーパーや酒販店、またはオンラインショップでも購入可能です。特に北海道内では、空港・道の駅・お土産店などでよく見かけます。
【おすすめの購入場所】
- 札幌駅構内「セブンイレブンキヨスク」各店舗
- 新千歳空港「スカイショップ小笠原」「ANA FESTA」
- Amazon、楽天市場
缶タイプ(350ml・500ml)は常温で持ち帰りができるため、お土産にもぴったり。
北海道限定デザインのパッケージが登場することもあり、コレクションとしても人気です。
ソラチ1984が飲めるお店は?
SORACHI1984は、北海道各地の飲食店でも味わうことができます。
以下は、代表的な提供店です。
- 焼肉平和園 本店(帯広)
- Cantinetta Salu(札幌)
- クラフトビア食堂VOLTA(札幌)
- FISHMANS SAPPORO(札幌)
- 日本蒸留酒店 夜と霧(札幌)
- 焼き鳥と牛たんえにし(札幌)
- 波ちゃん家(倶知安)
- 函館国際ホテル(函館)
- 南幌温泉ハート&ハート(南幌町)
- 炭焼あぶりや一期一会(旭川)
- 雪あかり(小樽)
- 浦河ウエリントンホテル(浦河郡)
- Craft beer✖Potato Barティガー(室蘭)
さらに、SORACHI1984は、料理とのペアリングも魅力のひとつ。
ジンギスカン、チーズ、スパイシー料理、さらには刺身まで相性抜群!
北海道の料理と一緒に、ぜひ味わってみてください。
ソラチ1984が飲める札幌駅のビールスタンド
旅行者・出張者にぜひおすすめしたいのが、札幌駅改札内の「BEER STAND SORACHI(ソラチビールスタンド)」。ここでは、上富良野産ソラチエースを一部使用したSORACHI1984の生ビールが味わえます。
駅ナカというアクセス抜群の立地で、仕事帰りの一杯や旅の始まり・締めくくりにもぴったり。一口目の香り立ちから余韻まで、缶では味わえない「生のソラチ」を堪能できます。
札幌駅構内で飲めるのはこの店舗だけ。
「北海道に来たら、まずソラチで乾杯!」そんな新しい定番になりつつあります。
ソラチ1984情報
商品名:SORACHI1984(ソラチ1984)
メーカー:サッポロビール株式会社
原材料:麦芽(外国製造)、ホップ(ソラチエース100%)
アルコール度数:5.5%
スタイル:ゴールデンエール
特徴:ヒノキ・レモングラス・ココナッツのような香り、上富良野産ソラチエース一部使用
賞味期限:製造日から12カ月
ソラチ1984は、お土産にもおすすめ
「SORACHI1984」は、北海道で生まれ、世界で愛された伝説のホップ「ソラチエース」から生まれた特別なビール。
その香りはまるで森林浴をしているようで、飲むたびに新しい発見があります。
札幌駅で飲むもよし、こだわりのお店で飲むもよし、お土産として持ち帰るもよし。
ぜひ、北海道の空気とともに”凛として香り立つ”一杯を楽しんでみてくださいね。


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